客観的な目と日々改善を意識しましょう
今ある、あるいは考えているWebサイトの全体構造がどのようになっているかを意識したことはありますか?
これはサイトマップのようなものを書くとイメージしやすいです。サイトマップとは、どのようなコンテンツが掲載され、どう関連づけられているかという全体像を表したもの。実際に書いてみるとほとんどの場合は階層化した図になるはずです。第1階層にトップページ、第2階層に大きなカテゴリ、第3階層にカテゴリにぶらさがったコンテンツ…といったふうではないでしょうか。これを使って内容の分類と動線を整理をし、対比させながらコンテンツリストを作成します。
絶対見てほしいページまでユーザーを誘導できるように導線を考えることは、Webサイトの価値を決定する重要なポイントともいえます。
一般的にユーザーが1回の訪問で見ていくページ数は3〜5ページ程度といわれています。また、そのページ内を見るか見ないかをわずか数秒で判断しているという統計データもあります。つまり、コンテンツの分類と整理がきちんとできていなければ、ユーザーを引き止められず、引き止めたとしても数回クリックしているうちに興味をなくし、目的ページへたどりつくことなく離脱してしまうという状態になります。
となると、まず、導線設計の段階で、ユーザーに見せたいページまで2〜3クリック以内でたどりつけるよう設計することが理想。もちろんユーザーは必ずトップページからアクセスしてくるとは限りません。何らかのリンクやメールマガジンやバナー広告などから、直接第2階層、第3階層のページへアクセスすることもあります。なのでトップページに限らず、第2階層以下のページにおいても分かりやすい導線設計を意識することが大切です。
また、どのページにおいても、アクセスしやすいメニューバーの配置、分かりやすい見出しタイトル、写真やイラストといった視覚的なアクセント要素を取り入れるなど、ユーザーの興味を刺激し、迷わず飽きさせない工夫すると、ページの精読率はアップします。
しかし、作成段階の仮定や予想どおりにユーザーが動いてくれるとはかぎりません。本当はどうなのか、うまくいっているのかを知るためにはアクセス解析を行います。最近のツールですと、訪問数・訪問者数・ページ閲覧数などの状態はもちろん、導線設計をふまえて構築されたWebサイトかどうかが、ユーザーの動きとともにリアルに出てきます。
Webサイトを作成する側は、どこをクリックすれば何が掲載されているかというサイトの構造を、あらかじめ知っています。しかしユーザー側は何の予備情報もないままWebサイトへアクセスし閲覧していきます。そしてWebサイトは一度作成したら終わりではありません。サイト完成後も常にアクセスの状態を解析をし、ユーザーのページ閲覧数や直帰率などを精査し改善することでこそ、Webサイトを長い間継続でき、新規ユーザーの獲得やリピーターユーザーの確保につなげられるのです。
