あなたの声の使い方は他人にとっては印象そのもの

声の印象は、自分では分かりにくい

先日、所用で後楽園へ出かけました。
何げなくゲームセンターの前を通りかかったときです。懐かしい友人そっくりな声が、しかもゲーム機の中から!

実はその友人は声優なのです。 もう10年近くも会っていないので最近はどんな仕事をしているかも知りませんでした。でも、一瞬聞こえただけで、その友人だと確信することができたのです。

後日、facebookでその友人が大阪の某キャラクターの声を担当したということを知りました。実際にそのキャラクターの声もアップされていたので聞いてみたら、役をつくって声を変えていても基本は懐かしい友人の声。そこでゲームセンターでのことを尋ねてみたら…… やはりそうでした!  

よく、香りは記憶と連動していて、香りを嗅ぐと、同時に存在していたシチュエーションがよみがえるといいますが、声にも似たような力があるのだと私は感じています。

声色を変えたりや役づくりの違いぐらいでは変わらない、声の出し方やちょっとした表現癖などの深い部分を、人は無意識のうちに聞き分けて記憶に蓄えている。人にはそんな本能的な力が備わっているのではないでしょうか?

そして、何度も聞いて記憶に深く刻まれるほど、あなた自身の印象として焼き付いている可能性が高いと思うのです。

とすれば、日頃からいい加減な声で対応したり表現したりだとしたら、何回も聞いているうちに、その人の記憶の中で知らずにメッキがはげているのかも。

反対に、何回声を聞いても印象が薄いということなら、小手先の伝える技術だけで心の奥に届く内容になっていないのかも。

他人の中に生きているあなたの声の記憶。好印象で刻み込まれるものだといいですね。